自宅(横浜市緑区)からJR中山駅に歩く近道で、開発で残った急な山道の途中に枝を大きく横に広げた大島桜と山桜の木があります。大島桜はソメイヨシノと違って花と同時に葉も出るのが特徴で、山桜も同じですが大島桜は葉が黄緑・花はごく薄いピンク、山桜は葉が赤茶・花はクリーム色という違いがあり、大島桜の葉は桜餅に使われます。
1年程前にその山道の途中にあった家が更地になり、その両側の桜の木がよく見えるようになったのです。大島桜はソメイヨシノに比べると一本桜のことが多く、枝が大きく横に広がるので豪快です。横浜の山手洋館群中で最大の「ベーリック・ホール」の庭に枝を広げた大島桜があり、2階の窓からはみ出すくらいの桜を見たことがあります。
山桜は花がピンクでなく花期も遅いため地味ですが、日本古来の桜の原種で穏やかな様子に好感がもてます。 今回、この2本の桜を前の更地からスケッチしましたのでご紹介します。3月から4月は春がすみで遠望が利かず、遠出しても山は霞んで見えない時期なので自宅近くにある春の花をスケッチしています。
追伸:4月11日 その後、大島桜は上記写真の通り葉が茂り、一方山桜は満開を迎えました(写真)。スケッチ時は五分咲きで花はクリーム色でしたが、満開になると花の色は白に変わり真ん中にピンクが見えます。
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原 能子 (木曜日, 11 4月 2013 10:38)
大島桜、山桜、そうなんですね!ありがとうございます。
いま、八重桜がきれいですよね。今年もお花見たくさん楽しめました。